『NPP』 打ち上げタイムライン 〈日本語訳〉

Spaceflight Nowに記載の「Delta 357 launch timeline」を和訳したものです。

  • NPPの打ち上げは、日本時間の2011年10月28日(金)、18:48の予定。
  • 気象条件も、良好!
  • 天候のマイナス要素は0%。気温9.4℃、東の風12.8~19.2m/s、視程11.2~16km、霧も無し。

打ち上げタイムライン

T 日本時間 イベント名(原文) イベント名(和文) イベントの詳細
T+00:00 18:48:01 Liftoff 離床 デルタIIロケットの主エンジンと2基の姿勢制御用スラスタ・バーニアは、離床直前に始動。全9基中、6基のSRM(固体燃料ロケットブースタ)は、離床と同時に点火。
T+01:04.0 18:49:05.0 Ground SRB Burnout 地上点火固体燃料ロケットブースタ 燃焼終了 地上で点火された6基の固体燃料ロケットブースタが、燃料を使い切り、その燃焼を終了。
T+01:05.5 18:49:06.5 Air-Lit SRM Ignition 空中点火固体燃料ロケットブースタ 点火 デルタIIロケットの第1段目に装着された、未点火の固体燃料ロケットブースタ3基に点火。
T+01:26.0 18:49:27.0 Jettison SRBs 地上点火固体燃料ロケットブースタ 分離 燃焼を終了した6基の地上点火SRMを、3セットに分けて分離。分離後は、太平洋に落着。落着先と海上の石油プラットフォームとの距離を確保するために、燃焼終了後、しばらく切り離しを待つ。
T+02:11.5 18:50:12.5 Jettison Air-Lit SRMs 空中点火固体燃料ロケットブースタ 分離 燃焼を終了した3基の空中点火SRMを分離。分離後は太平洋に落着。
T+04:23.4 18:52:24.4 Main Engine Cutoff メインエンジン 燃焼終了 燃料タンクの燃料(RP-1)・液体酸素を消費した後、プラット&ホイットニー・ロケットダインRS-27A第一段目主エンジンの燃焼を終了。若干遅れて、バーニヤエンジンを停止。
T+04:31.4 18:52:32.4 Stage Separation 第1段目 分離 その役目を終えた、デルタロケットの第1段目を分離。分離したステージは、太平洋に落着。
T+04:36.9 18:52:37.9 Second Stage Ignition 第2段目 点火 第1段目の分離後、第2段目による飛行に移行。エアロジェットAJ10-118K液体燃料ロケットエンジンへの初回の点火。予定されている2度の燃焼で、NPPを地球周回軌道に投入する。
T+04:41.0 18:52:42.0 Jettison Payload Fairing フェアリング 分離 大気圏内を上昇する間、デルタIIロケット先端で衛星を保護していた、直径10フィート(約3m)のフェアリングを分離。
T+10:23.7 18:58:24.7 Second Stage Cutoff 1 第2段目 燃焼停止 第2段目の初回燃焼を終了。衛星を載せた第2段目は再点火に向け、慣性飛行を継続。このパーキング軌道は、遠地点が460NM(828km)、近地点が100NM(180km)で、軌道傾斜角は98.655度。
T+52:05.0 19:40:06.0 Second Stage Restart 第2段目 再点火 楕円軌道から、より円に近い軌道に遷移するために、第2段目を再点火。
T+52:26.7 19:40:27.7 Second Stage Cutoff 2 第2段目 燃焼停止 約22秒の燃焼の後、第2段目の燃焼を終了。このときの軌道は、遠地点が445.7NM(802.26km)、近地点が438.8NM(789.84km)で、軌道傾斜角は98.705度。
T+58:45.0 19:46:46.0 NPP Separation NPP 分離 NPOESS Preparatory Project衛星を分離し、打ち上げシーケンスの第1段階を終了。
T+92:30.0 20:20:31.0 Second Stage Restart 第2段目 再点火 NPPの軌道から離れるために、デルタIIロケットの第2段目を39秒間燃焼。新しい軌道は、遠地点が437.6NM(787.68km)、近地点が183.6NM(330.48km)で、軌道傾斜角は101.8度。
T+98:20.0 20:26:21.0 CubeSat Deploys キューブサット 分離 6基のキューブサットを、各100秒の間隔で3回に分けて分離。
T+114:58.6 20:42:59.6 Second Stage Restart 第2段目 再点火 デルタIIロケットの第2段目は、残存している燃料を消費するために、32秒間の燃焼を行う。新しい軌道は、遠地点が399.0NM(718.2km)、近地点が100.1NM(180.18km)で、軌道傾斜角は107.5度。

Data source: United Launch Alliance.
各データは、United Launch Allianceより。

更新履歴

    • 2011/10/27 15:45 『NPP』 打ち上げタイムライン 〈日本語訳〉
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