MT-25(2019)には、ハザードランプがない。
ゆえに、追加する事にした。YZF-R6の左スイッチ(以下、「R6スイッチ」)を中心に、MT-25の左スイッチ(以下、「25スイッチ」)の一部を使用してMT-25にハザードランプ機能を付与する。
ハーネスの作成を含めた配線が(一応)完成したため、MT-25(2019)に装着する。
- タンデムシート(という名のカバー)を外す(写真なし)
タンデムシート(という名のカバー)の左舷側下面の鍵穴にメインキーを差し込んで回しながら、タンデムシート(という名のカバー)の後縁を持ち上げながら後ろにスライドさせて外す。 - シートの後ろのカバー(カバー,サイド 3)を外す
黄丸のビス(対辺4mm六角穴付)2箇所を抜いて、カバーの真ん中辺りを前方にたわませて外す。 - シートを外す
黄丸のボルト(対辺8mm六角)2箇所を抜いて、シートを後ろ方向にずらして外す。 - サイドのカバー(カバー,サイド 5(左)と同 6(右))を外す
黄丸のボルト(対辺4mm六角穴付)2箇所を外す。 - タンクカバーの下にあるカバー(スクープ&ガイドエア 1(左)と同 2(右))を外す
黄丸のボルト(対辺10mm六角)を抜き、赤丸の辺り(裏側)にあるクリップを抜く。
タンクカバーとの境が爪で止められているので、折らないように注意。 - タンクカバーを外す
黄丸のボルト(対辺8mm六角)2本(左右で計4本)を抜き、赤丸のボルト(対辺4mm六角穴付)を抜く。
下縁を左右に拡げるつつ上に持ち上げて、タンクカバーを外す。
給油口の左右、ほぼ真横(若干後ろ寄り)辺りに垂直方向のクリップがあるため、タンクカバーは真上に引き上げる事。 - ガソリンタンクの落下防止にロープをかける
- ガソリンタンクの固定を解除
黄丸のボルト(対辺8mm or 10mm六角)2箇所と赤丸のボルト(対辺8mm or 10mm六角)2箇所を抜く。
※ボルトのサイズ、どっちか忘れた。 - ガソリンタンクをずらして、弛んだ分のロープを縮める
- 左スイッチのコネクタを抜く
- ホーンの配線を抜く
- R6スイッチのホーン配線を接続
- R6スイッチのコネクタを車体側の左スイッチのコネクタに接続
- R6スイッチのクラッチセンサーのコネクタを接続(写真なし)
ここまでで動作確認。
メインスイッチをonにして、ウインカー、ハザードランプ、ホーンの動作を確認。
エンジンをかけて、ヘッドライト、ハイビーム、パッシングの動作を確認。想定外ってほどじゃないけど、ここで問題発生。
ヘッドライトが点灯しない。
ハイビーム&パッシングは点く。
ロービームの配線が必要だった。
省略しちゃダメだったっぽい。
メインスイッチをonにして、ウインカー、ハザードランプ、ホーンの動作を確認。
エンジンをかけて、ヘッドライト、ハイビーム、パッシングの動作を確認。想定外ってほどじゃないけど、ここで問題発生。
ヘッドライトが点灯しない。
ハイビーム&パッシングは点く。
ロービームの配線が必要だった。
省略しちゃダメだったっぽい。
- ロービームの配線を作成。
R6スイッチのコネクタ側でヘッドライトの電源線とロービームの配線とを直結。
常時通電になるけど、ヘッドライトのLEDバルブに付いてるコントローラが上手い事やってくれるはず。
ロービーム配線を追加したスイッチを車体に接続して、再度の動作確認。
正常な動作が確認できたため、R6スイッチ-ハーネス間のコネクタに再度の防水処理。
- 元からある左スイッチの配線を取り外す
配線を抜く際は、黄丸の位置のボルト2本を抜いてメーターカバーを外し、赤丸のボルト3箇所を抜いてメーターを外し、緑丸のボルト2本を抜いて黒い部品(モール)をずらすと、コネクタを通しやすくなる。 - 元の配線と同じルートで左スイッチ(新)の配線を通す
黄丸の箇所はタイラップで固定されていたため、元のは切った。
耐熱・耐候のタイラップを使ったから白色になってるけど、見えない場所なので問題なしとする。 - スイッチをハンドルに固定(工程写真なし)
25スイッチとR6スイッチとでは、スイッチ側にある「回り止めの突起」の位置が異なるため、R6スイッチに合わせて、「グリップのキワの真下」に5mm径の穴を開けた。
その後は、ハンドルを挟んでネジを絞めるだけ。
ヤマハ発動機の純正品というだけあって、「最初からコレだった」とか言っても通用しそう。 - 動作確認
ウインカーの動作、ハザードランプの動作、ホーンの動作、クラッチセンサーの動作を確認し、いずれもが正常に動作する事を確認できたため、MT-25(2019)へのハザードランプの実装作業を完了とする。
以上
※2020/01/13 8:15amJST MT-25年式を修正(2017→2019)。